目を開けたら、
「――えっ…?」

今自分のいる場所を疑った。

だけど、それは一瞬のことですぐに思い出した。

――ああ、そうだ。

昨日は千景の家に引っ越して、それからイタリアンを食べに行って、ワイン飲んで、それから…。

それから、どうしたんだっけ?

全然と言っていいほど思い出せない…。

今いる場所って、
「私の部屋じゃない…」

誰の部屋かと聞かれれば、こう答える。

「――何だ…。

もう起きたのか?」

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