☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~
わたしが赤ちゃんの命を奪ってしまったという事実。


わたしのせいで赤ちゃんが死んでしまったという事実。


それは永遠に消えることのない事実。




それでもわたしは前を向いて、少しずつ歩いていかなければならない。


美幸が天国から、わたしを見守ってくれているから。


美幸はわたしがそうすることを、望んでいてくれるから。




何もかも、再び元通りの生活に戻るのだろう。


どんなに辛くて悲しくても、前に進んでいくためには、そうしなければならないのだろう。


それでもやっぱり、ときどき悲しみや辛さがぐっと胸に押し寄せてきて、泣いてしまう。


涙が止まらなくなる。


微笑むことは、まだ無理みたい・・・。





ところがこれから予期せぬできごとが、わたしの身に降りかかることになるのだった。








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