[続2]素敵過ぎる恋愛…あなたの世界へ
母も私を出産した時は予定日より、何日か遅れたと聞いたから、

私もまだまだ大丈夫ってタカをくくっていた・・・



いつものように貴俊さんを送り出す。

『行ってらっしゃい…』

「ああ。何か少しでも変だと思ったら、
 時間を気にせずにすぐに電話を…
 いいな。
 我慢はするな。

 こんな時くらい、分かったな。」


これもいつもの会話。

本当に心配しながら、会社に向かっている貴俊さん。

それがまた、私には幸せな気分にさせてくれる。


さあ、、、掃除をしようと思ったけど、掃除機を私はかけない。

それは・・・

つい最近、お掃除ロボットなるまんまるい形の自動掃除機を貴俊さんが買ってきたから。

勝手に掃除をして、勝手に充電をしてくれるすぐれもの。

おなかが大きな私を思っての事。

まったく、どこまで続くのでしょうか…
< 102 / 143 >

この作品をシェア

pagetop