風宮さんは最初に私をリビングに案内した。
黒いレザーのソファーセットにガラスのテーブル。白い壁には絵画のように大きな液晶テレビが飾られていた。


最低限度の家具と調度品だけの部屋。


部屋には全く生活感がなかった。


私の視界には無機質な空間にしか映らなかった。


「適当に座れ、バスルームから…タオル持ってきてやる」


「ありがとう」


転落してすり傷や軽い打撲で済んだけど…身体中が痛んでいた。


座れと言われたものの、濡れた服で…ソファーに座るとソファーが濡れるから私は立って、風宮さんを待った。


「!!?」


風宮さんは上半身ヌードになって、タオルで濡れた髪を拭きながら戻って来た。



風宮さんは私の理想の腹筋…チョコレート腹筋の持ち主だった!!


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