桜の生け贄
「おはよう~!!」

天使の声が聞こえる…
沙雪村の朝はすがすがしい…けど…

「あずさ~まだ6時半だよ~?」


目を擦りながらあくびをする。

「何言ってんの!?ここから学校まで40分はかかるよ!?まだしたくしてないと思ったから起こしにきたんだよ!!」


「あずさ~顔近い…」
あずさは勢いよく顔を離した。


俺は布団から起き上がり、学校のしたくをした。

その間あずさは腕を組んで、仁王立ちして待っていた。

その途中…

「あずさ…」
「何?」
「着替えるんだけど…」
「…!!キャアア!」

バシン!

ふすまが、跳ね返るほど強く閉まった。

「ごめんなさい!」

可愛いらしいな…

少しからかってみる。
「俺の生着替え見たかった?」

「ばか!!うち兄貴2人もいるから見飽きたわよ!」


…残念…ちっ


< 10 / 59 >

この作品をシェア

pagetop