―――――――…



翌週の土曜日、『遥さんの家に行きたい』と言った柊君の押しに負けて自宅に来て貰う事になり、最寄り駅まで彼を迎えに行った。


「どうぞ……」


「お邪魔します」


スリッパを出して中に促しながら、必死に緊張を隠す。


有紀の言う通り柊君が特効薬になったのか、仕事がまた捗るようになって、そのお陰で今日と明日は休める事になったけど…


話の流れで彼にその事を告げると、今夜は一緒に過ごす事をほのめかされてしまった。


「そういえば、荷物は片付いた?」


「仕事が忙しくて、まだ段ボールだらけですよ」


気持ちを落ち着かせようと他愛のない話を振ると、柊君がため息混じりに微苦笑を零した。


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オトナ女子  アラサー  イケメン  再会  甘々  年下  溺愛  意地悪  強引  一途 

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