朝食を済ませた後は、約束通り旅館の庭にある足湯に行った。


日本庭園をイメージしたような庭が一望出来る位置に、檜で造られている足湯がある。


一直線になっている足湯の奥の方まで歩いて、柊君と並んで座った。


来る時の新幹線の座席と同じくらい彼との距離が近いけど、その時はこんな風に意識したりはしなかった。


それなのに、今は肩が触れそうな距離を変に意識してしまって…


必死に平静を装いながら、浴衣の裾を捲って足を浸けた。


「朝から綺麗な庭を見ながら足湯を楽しむなんて、何だか贅沢ですね」


「そうね」


庭を見つめたまま小さく共感すると、柊君が笑ったのが雰囲気でわかった。


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オトナ女子  アラサー  イケメン  再会  甘々  年下  溺愛  意地悪  強引  一途 

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