悪魔の君(仮)

過去

私にだって普通の家庭があった

でも、壊れた

私の家庭はある泥棒によって

本当にいきなりだった



近くに事件があったらしい、その泥棒は

捕まりたくなくて、近くの家に隠れることにした

その時、ある家が暗かった

泥棒は誰も居ない留守だと思った


でも、私の家はケーキを食べるために電気を消していただけだった


いきなりドアが開いて、

いきなり包丁を持った人がいて

びっくりした泥棒は持っていた包丁を私たちに振りかざした


お父さんは家族を守ろうと前に出た

一緒懸命に闘っていた

私は動けなかった。腰が抜けてしまった


一生懸命戦ったけど、お父さんは刺された

目の前に血だらけのお父さん

大量の鮮やかな血

今でも鮮明に覚えている

お父さんが倒れたら、次はお母さん

子どもを守ろうと一生懸命だった

でも、犯人はパニック状態で

お母さんも刺された

私を、抱きしめているお母さんの背中に

手を触れると、すぐに私の手は真っ赤になった


犯人は私を見つけると、今度が銃を出して

私に向けてきた

そのとき…。


警察が入ってきて犯人が捕まった


私も警察へ連れて行かれた

色々聞かれた、でも幼い私は何もしゃべられない

声がでない 

そしたら、奥から見なれた顔が出てきた

お父さんの知り合いだ

警察のお偉さん人だったんだ

安心したのか、涙がこぼれた


小さい私は、その人に引き取られた

とってもあったかかった

でも、

心に空いたこの穴はどうやって埋めればいい?

お父さんでもお母さんでもない人にどうやって甘えればいい?

どうやって笑うんだっけ?

もう・・・。

わかんないや

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