翌日の10:00。

絢乃はリビングのソファーに座り、卓海からのメールをじっと眺めていた。


『明日、13:00に宮崎平の駅に来い』


・・・卓海が言っていた一か月が終わるまで、あと10日ほどだ。

ペナルティなくそれを勤め上げれば、無罪放免となる。

恐らく今日の誘いを断れば、卓海のことだ、躊躇なくペナルティをつけるだろう。

するとどうなるか・・・考えるだけでゾッとする。


それに・・・

あの時の卓海の表情が、なぜか気にかかる。

なぜ気になるのか、自分でもわからないのだが・・・。


「・・・」


とりあえず会いに行くだけ行って、慧が病気だからと断ろうか。

でもわざわざ宮崎平まで来てもらうのも気が引ける。

それなら、事前に連絡しておいた方がいいだろう。

絢乃は卓海の連絡先を表示し、通話ボタンを押した。

しばしの呼出音の後、卓海が出た。


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