光をくれたのは君だった


「経理課 眞田です。
この23000円の領収書?

経費で落ちませんから。」

ガチャ

「ちょっと、眞田さん
もうちょっと柔らかい言い方できないの?」

「・・・できません」

わたしは眞田莉緒

気がつけば入社して早3年。


見てわかるとおり
性格にかなりの問題あり。

見た目だって
眼鏡に黒髪

とことん地味。


そのため、会社でも孤立。
でもいいんだ

別に会社に遊びに来ている訳でもないし
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