お前の星に願いを


「…ん〜…んっ?もう帰るの?」



ベッドから出てよたよたと近付いて来る酒臭い相手を無視しながら歩き続ける



「無視しないでよ〜。もう、…また連絡するわ」



そう言い放った奴に、冷めた顔で振り向きながらはぁ?と答える



「はぁ?て…何か不満?」



しつこく絡んでくるのにイライラが増す



「…勘違いも大概にしろよ。下手過ぎて金もらってもやりたくねーよ」



そう吐き捨てて部屋を出た


< 3 / 64 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop