全ては朝焼けがくる前に。





体中を愛撫され、それを返し
一つになる度、彼の腕を強く掴んだ。



眠りたくなくて、夢から覚めたくなくて、



康太さんはそんなあたしに応えるように、何度もキスを落とす。





そして、



「おやすみ、雪乃」



その声で、眠りについた。




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