アイムsaidーー


リーンゴーン…





鳴り響く振り子時計。





もうすぐ昼食の時間だというのに目の前に積まれている紙束は全く減っていない。






家庭教師の一人、ミス・ヴィリアが宿題と称し置いていった紙束。





百枚はゆうに超えるであろうそれを明日、ミス・ヴィリアが来るまでに終わらせろと言うのだからたまったもんじゃない。





エルディオス地方一の大国ルヴィニア国の王、リュウディを父に持つ私は王の娘…姫らしくならなければいけないらしい。





そのために毎日何人もの家庭教師の授業を受け、外国語やダンスなどのお稽古をこなす。




同じことの繰り返しをする日々にいい加減飽きてきた。




しかし、姫として誰かに愚痴を零したりするわけにもいかず…


刺激のない退屈な日々を送っていた。