あなたは突然あたしの前に現れて突然あたしから離れて行ったんだ。

初めはただの知り合い程度だったのに、いつからこんなに好きになっていたんだろう・・




出逢いはあのとき。


「美希ーーー!」

誰かがあたしの名前を呼んだ。


振り向くと、幼いころからの友達の桃花がいた。

「桃ーー、どしたのぉ~??」


桃花はあたしが聞いたのと同時にあたしが知らない男の子の手を握ってあたしのそばまで走ってきた。


「実は・・・あたしつい最近告白されて付き合ったの///」

「えええ!!・・・この男の子と・・・?」


「うん。好村ヒロっていうんだ!」

「そっかーーー、幸せになりなよ??」

「うん!!」


あたしは友達の恋を精一杯応援しようと思った。


「好村っす。よろしくね?」

好村くんは恥ずかしそうに小声で言った。


「うん、よろしくね。桃花を頼んだよ!」

「もぅ・・!結婚するみたいじゃん///」

桃花は顔を赤く染めていた。




・・・・これが君との出会いだとはこれっぽっちもこのころのあたしにはわかっていなかった。