・・・・ぇぐんぇ~・・んえ~ん・・・

私は声を殺して泣いていた。

知らなかった、検査入院で入院しているはずなのに、
お母さんたちの話を盗み聞きしたら、余命2か月だなんて。

お母さんは「愛、もうすぐ退院できるからね。」って言っててくれたのに・・・!




嘘吐き、嘘つき、うそつき、うそつき
私はいつもそう言い泣いていた。誰にもばれないように・・・。

悲しみを紛らわすために、
私は病院の先生に特別許可をもらって、病院でお菓子を作って
病気の子にあげることにした。
誰かの笑顔を見ると幸せな気持ちになれるから。


そして今日は、近所から私のお見舞いに来てくれた子たちにクッキーをあげるはずだったのだけど・・・


「おに~ちゃん、あそぼ~よ」とその子たちが、
私と同じくらいの年の子にせめよっていた。