野獣の飼い主
「おはよー」

「あっ!おはよー佐々木君」

「どうしたの?もうすぐ朝礼始まるよ」

いつも通りギリギリ登校してきた佐々木君。

愛想よく同級生に挨拶しながら私に近づいてくる。

ピリッとした空気が無くなかった。

「海野おはよー」

「おはよう」

私の隣の席が彼の席。

佐々木君が座ると、私に話しかけてきた彼女が居なくなった。

「相変わらず」

「何が?」

一見近づきやすい雰囲気だけど、実際はそうではない。

やっぱり彼も王様の取り巻きだ。
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