あの頃より きっと。
第二章

単調



雷は、風磨がどのクラスになるか気になっていた。

同じクラスになれたら嬉しい。

そんなことは絶対本人には言わないが。

ホームルームの時間になった。

担任が教室へと入ってくる。

そしてそのすぐ後ろには風磨の姿があった。

すぐに目が合って、お互い微笑んだ。

担任が風磨の紹介をすると、風磨は元気に挨拶をした。
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