俺様彼氏!?~学校1のイケメンに愛されて~
アイツとの出会い 蓮side
入学式とかダルい。

サボるか。

はぁ…うるせぇうるせぇ…。
女ってキャーキャー言ってて楽しいのか?

まぁ自分で言うのもなんだけど
俺は世間的にイケメンって感じの顔。
顔がいいってだけで女は近寄ってくる。
本気で"俺"を好きなやつなんて居ない。

そんなことを考えてたら…。

『蓮ー♪』
誰かから呼ばれた。
『あぁ隼人。よっ』
こいつは山下隼人。
ガキのときから一緒にいた。
いわゆる腐れ縁ってやつ。

『おぅ。教室行こーぜ。 あと入学式サボるとかなしだかんな』
はぁ…。マジかよ…

あ、てか俺、何組だよ。
『なぁ隼人。俺って何組?』
『はぁ!?知らないで来たのかよ… 俺も知らねーよ。』
人のこと言えないだろ。
なんて思ってたら
『ねぇねぇ俺らって何組か知ってる~?』
隼人は知らねー女に声かけてるし。
女も顔赤くしちゃって。
やっぱくだらねー、
『あ、うん。二人共C組だよ!!』

『なんであの女、俺らのクラス知ってたんだよ。』          
なんとなく聞いてみたら、
『そんなの俺らが有名人だからに決まってんだろ。』
あっさり答えられた。
自意識過剰…。
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