わたしの意味
それまでと違い…
彼女の口調は早く強かった。

しょうさんは、おれなんて言わなかった。

いつもぼく、ぼくたちだった。

たしかに声も似てるし、送ってもらった写真もあなたのもの…

でも、あなたはしょうさんじゃない。

それくらい、わたしには伝わる。

なんで嘘つくの!

…当然の流れだった。

しょうのふりをして、
弟を悪者にしてでも、二人を引き離す。

それが一番自然では… ?
おれのなかにあった迷い。

あさはかな考えに過ぎなかった。

わかった、もうすべてを話すね。

嘘をいくら重ねても仕方ないだけ。


ごめん、おれはあいつの兄貴なんだ。
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