嘆きの魔女の呪いで滅んでしまった幻の強大国“リリカルド王国”の王女メイミールアン

幼い頃に、強大国ラズナルフィ王国の王太子エメリオスの正妃となるべく入宮したが、祖国が滅んだ事で、王の命により、王女の称号を剥奪され、最下位の側妃となり、王太子の目に留まらぬように、後宮を追い出されてしまう。

王宮敷地内の片隅の粗末な石作りの小さな家に追いやられ、そこでひっそりと暮らすメイミールアン。

やがて王が崩御し、ラズナルフィ王国の若き新王となったエメリオスは、先王の残務処理をしている時に、そんな哀れな王女の存在を知り、ひょっこりと尋ねてきた。今では16歳となり一人で懸命に生きて来た彼女は、美しく凛とした素敵な女性に成長していた。

そんな彼女に魅かれた若き王エメリオスは、剥奪された称号を復帰させ正妃にと願うが、彼女の望む事はただ一つ『廃妃』だった。 

彼女を手放せないエメリオス。 メイミールアンも王に恋心を抱いていたが、今では魔物の巣窟となった祖国、リリカルドに戻らなくては……。

ひっそりと王宮を立ち去る決意をするのであった……。


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☆『小説家になろう』にて先行連載中 《2012/03/31 初回掲載》 の作品です。

☆Berry's Cafe 《2012/12/21 連載スタート》