優子の恋



朝、目が覚めると
昨日のお酒のせいで
体調を崩してしまった
私は会社を休もうかと
考えたのだけど…

今、休んだら
会社行きにくくなりそうだったから
無理してでも会社に向かった。



エレベーターに乗ると
フワッとした感覚と一緒に
倒れてしまいそうだった。

なんとか壁に寄りかかって
体勢を持ち直した。


「はぁ……はぁ…」

一気に汗が吹き出して
立ってるのも辛くなってきた

その時ちょうど
扉が開き私は目を疑った。


「……大丈夫ですか?」

「竹下くん…?」

「顔真っ赤ですよ!」

「大丈夫大丈夫……ははは…」


だけど体が言うことを効かない
フラフラする足を踏ん張るけど
もう限界だった。


意識は朦朧として
体は地面に倒れていった。


全身に暖かい感覚を
感じて私の意識は途絶えた。



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