俺の中の死神が現れた時、俺はこの世を去った…





でもせめて貴方を連れて逝きたかった…

























ねぇ、愛しい……













ある日、

俺の中に悪魔が取りついた。


その悪魔の存在は、時と共に大きくなり、いつしか死神となった……











初めから俺はその存在に気づいていたんだ…







でも、そいつが『俺』という器の中で暴れ出るのを抑えきれなかった……











まさか、命まで落とすとは思っていなかった。