なんだかんだ言っていつの間にか水曜日になっていた。

「柚羅ー、早く行くよ!」
「待ってよー!」
といつもみたく、南稚に引っ張られて放課後の教室を出た。

そして、たまに気晴らしに来るエステに向かった。

いつもだったら、フルコースなんてしないけど、南稚が勝手に、
「予約していた川島なんですけど、2人ともフルコースで。」
と言って受付してしまった。

それから1時間半かけてフルコースを体験した。

終わってすぐに行きつけの美容室に行き、
「いらっしゃい、なっちゃん。柚羅ちゃん。」
と、あたしたちをいつも担当してくれる、恭哉先輩のお兄さんの宏哉(コウヤ)さんに迎えてもらった。

すると、
「いつもと同じで、しっとりさらさらにしてください。」
またしても南稚が勝手に受付をしてしまった。

「了解。」
宏哉さんはそう言って、あたしから始めた。

そして、あたしのストパーを待っている間に南稚のを始めた。

終わったのは、お店の閉店時間の8時だった。