もっと距離を縮めて【TABOO】
キスに溺れた


「やっと来た…。」


私が図書館に入ると彼は言った。


『なによ…。』


別に私と彼は付き合ってはいない。



私には、彼氏がいる。


「彼氏がいるのに、よく来るね。」

『司書さんが呼ぶから。てか声でかい』


そう言うなり距離を詰められた。



かと思いきや
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