目が覚めた次の日には

瞬からの返信はなかった………



っと、今何時だろ…

不意にスマートフォンを眺めるけど…

時計が表示されていない。

嫌な予感がよぎる。


机にあるリンゴ型の時計を見る。


冷たい汗が流れてくるようだった。


「やばい!!」


どたどたと階段を駆け降りる。


やっぱり……

時計は8時少し過ぎを指している。

今日は日曜日。

学校休み…だけど!

部活!!!


あたしは急いで練習着に着替える。

朝ごはんは一口も口にせず

テニスのラケットケースを手にとる。


「行ってきます!」


お母さんの声が小さく聞こえたけど

そんなの聞いちゃいられない!


自転車にまたがり

力いっぱいこぎ始めた。