アリスと五つのスート~伝えられるダイヤの心~







薫「えっと、じゃあ今日はとりあえず楽しもう?

宮本さんのための歓迎会なんだから」


「うん!!!ありがとう」





薫子は微笑み、袋に入ったお菓子をありすに差し出した。



ありすはそれを受け取ると、薫子に釣られたのか微笑んだ。







その笑みは、この学校に来てから初めて自然に出た笑顔でした。







そうして、ありすは薫子が開いてくれた歓迎会を心から楽しんだのでした。



たくさん話し、たくさん笑い、

それはありすにとって大切な思い出となったのです。









< 120 / 256 >

この作品をシェア

pagetop