私の婚約者は特殊捜査官

１．私と貴方は今日・・・

あの事件から５年。

・・・

まさか、自分の恋人が、

『特殊捜査官』

だなんて思ってもいなかった。

・・・

ある事件をきっかけに、

私は彼氏、大河内秀の本業を

知ることになった。

・・・

その事件は、

ゲームと称して、始まった。

・・・

その事件に巻き込まれてしまった私は、

最後の最後に、

胸と足に銃弾を受け、

大怪我をした。

一命は取り留めたものの、

胸の傷痕と、足を引きずるという、

後遺症を負った。

・・・

でも、

こんな私を、秀は見捨てなかった。