「そんなことより、お母さんノート買ってきてくれた?」


「あ、ちゃんと買ってきたわよ」


思い出したというように見ていた雑誌から目線を上げた。


「由紀の机の上に置いておいたわよ」


といって雑誌に再び視線を落とす。


「ありがとーう」


私はリビングを後にして自分の部屋へと向かった。