大好きだったよ。

海と私と。

あれから、

2日が経って、


海から電話がかかってきた。


『海潮?』


「何?」



多分あたしはとっても気持ち悪い声を出してたと思う。



『来週になったから。』


「何が?」



もう、海と話せただけで、嬉しくって。


『何がって...海潮迎えに行くんだよ。忘れんなよ?ったく、いくら掛かると思ってんだよ』



「あ...そうだった。ごめん。」


『スイスにちょっと居てもいいかな?せっかくだし。』



「あ...ちょっとエレンちゃんに聞いてみるね」


『おう。』


海の声が嬉しそうだった。


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