大きな野に黒い木

恋心

「まゆりーん」

「あっ。メイさん」

「久しぶり~。元気にしてた?」

「はいっ。」

そう。この人は、

黒木 メイ(クロキ メイ)

さん…。だ。

『黒木』つーみよじは

抗椰と似てるけど

全く縁はない

ウチが通ってた中学の先輩だ

メイさん久しぶりだなぁー…。

「まゆりんどうかした?」

「なんか元気ないみたいだけど…。」

「いっいえそんなことはないです。」

「そうかしら?メイお姉ちゃんわかるわよー」

「…。」

「やっぱなんかなやみあるでしょ」

「まぁ~は…い…。」

「じゃーお茶でもしない?」

「えっ!急に~…。」

「もしや駄目なの?」

「んまぁ。だめっちゃ~駄目ですかね…。」

「なんでよぉ~」

「いっ嫌ぁ~」

「もしや。あんた彼氏でもできたぁぁ~?」

「はっはっはぁぁ~。そんなわけないですよ」

「ありゃ?図星かいなぁ~…ww」

「ウーっ…。メイせんぱーい」

「はいはい。」

「今日は無理なんで、明日の午後でもどうですか?」

「いいよ~いつでも」

「んじゃ~。明日っ」

「バイバーい」

「さようなら」



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