“駅前のカフェで待ってて。”



仕事が終わり、メールの通り、駅前のカフェで待っている。カフェラテを飲みながら、視線を外に向けると、金曜日ということもあって、駅は多くの人で溢れていた。仕事帰りのサラリーマンや学生たちのグループ、これから合コンであろう20代のグループ。



中でも目に付いたのは、デートであろうカップル達だった。“私と佑介も傍から見たら、普通のカップルなんだろうな”そんなことを考えていると、後ろから声がした。



「ごめん、学生の相談に乗ってたら遅くなっちゃって。」



佑介が、謝りながら、前の席に着いた。



「大丈夫だよ、佑介、学生からも人気あるからね。」