隣の席の俺様ヤンキー

2ケツ



授業も終わり、自転車に乗って家にむかおうと
こいでいると、だんだんタイヤが重くなっていくような気がした


「・・ん?」


こぐのをやめ、タイヤを見てみると見事にパンクしていた


なんでこんなときにー・・。


ここから家へは結構遠いし、歩いて帰るには相当な時間がかかりそうだ




「なにしてんの?」


ふと振り返ると、そこには蓮の姿があった
蓮は音楽を聴いてたのかイヤホンを外して、私の横へしゃがんだ




「・・なんもない。」



この人にパンクなんてバレたら絶対バカにされるに違いないだろう



早く・・帰って




「タイヤパンクしてんじゃん。」


ぎくっ



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