ゆるふわなキミ
じわじわ


初めてつきあった男の子は、親友の好きな人だったーー


親友にその男の子が好きだとカミングアウトされて以来、私は心から親友を応援した。

けど、男の子は親友より私が好きだって言って親友をフッた。


ーー大好きな二人が幸せになるならいいんだ。


そう言って親友は、私と男の子が付き合うことを進めた。

まだ中学生だった私は、それで親友の心の傷が癒えるのなら、と、男の子と付き合った。


後から言われた。


本当に付き合うと思わなかったと。

応援してくれていたのはウソだったんだね、と。


後から言われた。

キミに近づきたいから親友と仲良くしたのにアイツが勘違いした。

可愛くて愛嬌のあるキミが好きだったのに、実際は違う。ウソつきだ。



壊れかけた私の心。

助けてくれたのはユカだった。


だから、私はユカ以外の男も女も信じない。
嫌われる?上等でしょ。

擦り寄ってくる男も、嫉妬の塊の女も。


気持ち悪い。

< 10 / 46 >

この作品をシェア

pagetop