空白の数時間
第1章

1−0





……痛い??

何からの、痛みか分からなかった。



寒さかなのか??

ぼやけて狭まる視界には雪が降っているのが客観的に見えた。


ただ、私を誰かが読んでいるのは分かった。


起き上がるのも返事するのもおっくうで、ただ楽になりたかった。


かすかに睫毛が視界にうつった後。

目いっぱいに暗闇が広がった後もなお全身を包んでいった。





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