闇と光~In a childhood~
第1章~小さな記憶~


佐伯優愛(さえき ゆあ)
まだまだ幼い3歳児

この頃の数ヶ月
ママは家に居なかった。


『パパぁ、ママどこ行っちゃったの?

「おばぁちゃん家だよ」

『いつ帰ってくるの?』

「優愛はパパと2人じゃ嫌か?」

『??優愛、パパもママも大好きだもん!!』

半泣きになりながら
精一杯の本心を伝えた

「そうだな(笑)パパも優愛とママ大好きだぞ(笑)」

素直な気持ちをパパに伝えたら
パパはニコって笑って頭を撫でてくれた


それから数ヶ月して
ママが帰ってきて…


「優愛、逢えなくてごめんね」


そう言い、泣きながら
優愛を抱きしめてくれたんだ。


久しぶりのママの温もりに安心して
優愛も大泣き。

パパが居たから寂しくない
それは本心
だけどママが帰って来てくれて
大好きな2人が側に居てくれる
それが凄い暖かくて安心したんだ。
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