空を見上げて【短編】

別れ

「空ーおき「もう起きてるよー」あら、珍しいわねぇ。いつもは起こしても起きないぐらいなのに。」

そう、あたしは寝起きが悪い。

だけど今日はすごく目が覚めてる。

なんか…凄く嫌な予感がするんだ…

凄く…………

「空っ!あんた時間!」

「うわぁ!いってきまーす!」

あたしは早起きしたにも関わらず、考えているうちに時間は経っていて遅刻しそうになった。

「よぉ、ちび。ギリギリセーフ…だな」

意地悪っぽく笑う空。

なぜかその表情に胸が高鳴った。

「…っ//」

「ん?今日は突っかかってこねえのか?」

「しっ失礼ねっ!ちびじゃないって。何回いえばわかるわけ?!」

「んー…一億万回ぐらいか?ま、せいぜい頑張ってー。」

い、一億万回?!

こいつ、どんだけ言わせる気だ?

あーもうっ!

こんなやつに一瞬でもトキメイたあたしが馬鹿だった!
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