亡くなった父の営むラーメン屋は商店街でも美味い店として有名だった。



そんなウチの店に冬の寒い夜。
一組の母子がやってきた。



二人の所持金は200円。



今時珍しい…超ビンポーな親子だった。


厨房の奥で見ていた私は…自分の貯金箱から350円を取り出し、親子にあげた。



ウチのラーメンは550円だ。



二人は喜んで一杯のラーメンを仲良く食べ分ける。


その仲睦まじい光景が今でも瞼に焼きついていた。



その親子は私の一番、印象に残っているお客様だーーー・・・


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