私のピンクのベットから私じゃない男の声が私の頭の上から聞こえてきた。


その声は止まることなく、

容赦なく私に話しかけてくる。



「なー、なー、美衣ってばー、聞いてるー?」



「…うるさいよ、建。」



私がそういって後ろを振り替えると、


彼はベットの上で横たわって、
暇そうにこちらを見ていた。



この男は、犬飼 建(イヌカイケン)。



ワックスで遊ぶようにセットした少し暗めの茶髪。


その茶髪から覗く、少し焼けていて、
顔立ちの整った顔。


今は寝転がっているけど、

ちゃんと立つと、なかなかの長身で、
ふつうの体格なんだけど、
ちゃんとがっしり筋肉がついている男らしい体つき。


まぁ、世に言うイケメン。



これで黙っていれば、本当にイケメンなんだけど…。


この男…。



「なぁーっ、美衣、構えよ~っ。
なぁ、なぁ。」



いわゆるイヌ系男子!!!