お兄ちゃん、大好き♪

「相変わらず大事にされてるわね。」

「そりゃ愛夜は僕らのお姫様だからね♪」

「玻瑠兄!?」

「玻瑠夜さん!?」

いつの間にか近くにいた玻瑠兄に私達は驚いた。

「いつの間に？」

「ん～と…朔夜達と話してるぐらいかな～？」

考えるような仕草をしながら玻瑠兄は答えた。

「びっくりしたね、愛夜…」

「うん、本当にびっくりした…」

「びっくりしてる愛夜もかわい「愛夜、紗柚璃ちゃんもう時間じゃないかな？」」

玻瑠兄をさえぎって悠兄が話しかけてきた。

「本当だ!!愛夜行こ～」

「うん!!2人共後でね～」

そう言って私達は自分の教室に向かった。