それでも君が好きなんだ。

4*。°




あたし達は二人並んで昇降口へ向かった

…あれ、あの後ろ姿って
「雛?」
「!!まゆきたぁ!」
帰っていいよってゆったのに…
「なんかあったの?」
「ううん、一緒に帰りたくて!」
ふと、あたしは視線を遠藤に移す
あたしと目があって赤面しながら目をそらす遠藤

…いいこと思いついた…笑
「あ!あたし課題のプリント忘れた!」
「え?あ、ぢゃぁ待ってる!」
「先帰ってて…あ、遠藤、雛のこと送ってあげなよ♪」
「俺っ!?」
お、赤くなってる…w
あたしはぢゃぁねと二人を残し一旦校舎へ戻った
階段のかげからのぞいてると遠藤は雛を連れて昇降口から出て行った

あたし、ナイス!
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