う……頭、いたい……。

波のように訪れる鈍痛に、私は最悪な気分で意識が浮上した。

このなんともいえない頭痛の正体には、今までの経験から覚えがある。なんのことはない、完全なる二日酔いだろう。

鈍く痛む頭に眉を寄せながら、私はゆっくりと目を開けた。

そして視界には、当然のように見慣れたワンルームが映ると思っていたのに──。



「……え?」



まったく見覚えのない光景が、そこにはあった。

思わず小さく声を漏らしてしまって、それと同時に、思考がぐちゃぐちゃになる。


え、待って、ここ、どこ……?!

パステルカラーで揃えた自宅とは違う、シンプルなタンスにカーペットに、本棚。

そして今さらながら、私は自分のからだの異常にも気付く。

素肌に、直接シーツや掛け布団が触れている感覚。それから、口では言えないようなある部分に、えも知れぬ違和感。

それからからだ全体が、なんとなくだるいような……。

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