嫌いなアイツは前の席【完】

拓真side*.





俺は去っていく彼女の後ろ姿を見つめた。






"拓真、ありがとう"





そう言った綾乃の顔は真っ赤で。



言い終わったらすぐ走って行っちゃったけど。



「不意打ちすぎんだろ‥」



初めて名前で呼んでくれた。



綾乃はまじ可愛い。


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