復讐のkiss

第二の北国メカアト

アメミット戦での傷を癒す為、

2日間だけ休戦した。

…その間に、食料の調達や、

武器の交換手入れを行った。

・・・その際、

向かったのが、メカアトとアメミットの境にある、

小さな村だった。


小さいながらも、

村人は元気でにぎやかで、

市場も栄えてるし、

鍛冶屋も、とても人気のあるところだった。


私は相変わらずの男装をし、

村の中を、オシリスと共に見て回る。


そんな中、一人の少女に出会った。

私と変わらないくらいの女の子で、

華奢な体で、花が入った桶をかつぎ、

私の前で立ち止まり、

花を買ってくださいと言ってきた。


「綺麗な花ですね。

いただきます…いかほどになりますか?」

私の言葉に、少女は満面の笑みを見せた。
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