好きになったのは、一匹狼でした。



そんなあたし、村田若菜(ムラタワカナ)は、


地味で平凡な普通の女の子。


こんなあたしと梶野くんには何の接点もない。


正反対のあたしたちだから、接点あった方がおかしいくらいだ。




「ふわぁ……」



あっ、また梶野くん、欠伸した。


いつも眠そうだな。


昨日も、寝るの遅かったのかな。



そんなことを思いながら、


彼を観察するのが、あたしの日課になっていた。






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