盲目少女と人斬り集団
烝『よぉ、目が見えへんのに此処まで来はったわぁ』

しばらくして烝が来て
歩を涼梛から無理矢理離した後、
烝は涼梛のことを看る、とわかったのは

精神的な疲れ、だということだった。


アユ姉『せやったら、休ませな、』

歩は涼梛の近くに座ると烝を見る


烝『せやな、
みんな、部屋から出て行きぃ』

烝は歩と土方以外部屋から追い出す


土方『おい、オレを何で呼び止める』


土方はんも出て行こうとしていたけど
烝に止められた

烝は涼を見てからうちを見る


烝『いやぁ、あきまへんなぁ、、、姉さんも土方はんも、、、、、、僕に隠し事は、あきまへんで、?』

烝はうちと土方はんを見るとにやりと笑う
土方はんは小さく息を吐く


土方『此奴は……昔の仲間だ、、、そうだろ?アユ』


土方はんも気付いていた
涼が閑梛だってこと。
気付いていたんや、、、


アユ『せや、で、、、』

うちは2人から目を逸らす
烝はうちの頭を優しく撫でる

烝『これは僕らだけの秘密や
姉さんはこの子の面倒を頼むで』

烝はそれだけ言うと
土方はんと部屋から出て行く


この日、涼は目を覚まさなかった。

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