走って飛べ。



「おい、どうした。」


先ほど話して居た青年が少年に話をかける


「私だけ余ってしまいまして、どうしようか考えていたところです。」


望月がそういうと青年は辺りを見渡し皆試合を始めていて他に余っている者がいないか確認すると


「本当だな、ならば山村!来い!」


そう言うと竹刀を整理をして居た山村が二人の方に走ってきた。


「何でしょうか、土方副長。」


「1人余った。お前が相手をしろ。」


「御意。えーとでは…」


「望月と申します。」


「わかりました。では望月さん、こちらに来て下さい。」



望月が自己紹介をすると、中村は竹刀のある方に案内をした。





< 2 / 8 >

この作品をシェア

pagetop