―二度目の彼-

新しい服を買い、新しい下着をつけた私は、バカだよね。

初恋を知った小学生のようにドキドキしちゃっている私が向かう先は、野嶋写真館。

彼はまた着物を着ているのだろうか。
それとも、あの日だけの和装だったのか。

空が澄んでいて、星がとても綺麗な夜だった。
星を見つめているうちに目が潤んできて、星がキラキラときらめいて見えた。

八月とは思えない肌寒い夜。
部長から頼まれた残業をサラリと断って、急いで会社を出た私は、高鳴る胸のときめきを感じながら歩いていた。