初夜は何もなく終わってしまった。


話し方が不躾な感じだけど…懐は温かくて私との関係を慎重に築く努力してくれているんだと彼の態度で汲み取った。


「サンキュー…円…」


「おはようございます…」



私たちの部屋に従兄弟の伊集院円(イジュウインマドカ)さんが訪ねて来た。



「…初夜の翌日位…仕事休めばいいのに…ねぇ?陽那さん」


「いえ、あ」


唐突に同調を求めれ私は返答に困った。




白のバスローブ姿の敦司さんは円さんの持ってきたスーツケースを受け取った。




「…余計なコト言うんだったらさっさと出て行け!」



「…はいはい…頭取…ロビーで待っていますから…」








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