「お帰りなさい」


「ただいま」


この当たり前な会話は私たち夫婦にとって当たり前のものじゃない


久しぶりにかわす会話は夫、西嶋隆哉と妻である西嶋咲にとっては貴重な時間


「夕飯ができていますがどうしますか?」


「いらない」


「わかりました」


玄関でそれだけの会話をして隆哉は自分の部屋へ行った


彼がいなくなった玄関に彼の香りがまだ残ってる


それだけで涙が込み上げる


泣いてもないても涙はかれない






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