ヤンデレに死ぬほど愛されてます

疑い

あれから数日。

私は家で髪の毛をセットしていた。


今日は土曜日。
約束の遊園地の日だ。

…高橋君は、松葉杖をついて学校に復帰した。
犯人は未だ捕まらない。

でも、いつもと変わらない笑顔の孝太郎に
聞ける訳がなかった。


9時20分。

孝太郎はもうすぐ来る。
ドライヤーをきって、
カバンの中を整理する。

三ヶ月、か。

そう言えば監禁されない休日なんて久しぶりだなぁ。


しばらくして、インターホンが鳴った。

「はぁい」

ドアを開けると、孝太郎がいた。

孝太郎の私服は、
そのまま雑誌から出てきたようにオシャレだ。

顔立ちも綺麗だし、
モデルのスカウトも何回も来てるらしい。


私なんて孝太郎に釣り合わないんじゃないかな…

「夢葉?体調悪いの?」

「あ、ううん。大丈夫!上着持ってくるね」


こうして、三ヶ月記念のデートが始まった。
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